2014年3月8日

お問い合わせ

下記の連絡先までお気軽にどうぞ。

メールアドレス/ibarakibbs2013★yahoo.co.jp(★を@に変えて下さい。)

2014年3月2日

会員募集

非行等の問題を抱えつつも立ち直りたいという少年少女の手助けをし、寄り添い支える喜びを感じてみませんか?
彼らとの絆を一緒に深めましょう。

心理学・教育学・社会福祉学・社会学・医学・法学を専攻されている学生の方は
活動に専門性を活かせるチャンスです。
法務教官・家庭裁判所調査官・保護観察官等の非行臨床に関わる職業を
目指されている方も大歓迎です。

活動の参加への強制はありませんので、都合の合う活動のみの参加で大丈夫です。
他のサークル・部活との兼部もOKです。

学生・社会人の垣根なく、アットホームな雰囲気で活動していますので、
あなたも活動の輪に加わりませんか?

ご興味があれば、まずは1~2月に1回程度実施しているミーティングを
見学してはいかがでしょうか。
下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせ下さい。

ibarakibbs2013★yahoo.co.jp(★を@に変えて下さい。)

活動内容

○ともだち活動
少年1名と会員1~3名で、話し相手になったり学習支援を行います。
保護観察所、児童相談所、社会福祉協議会、市内の福祉委員等からの依頼によります。

○グループワーク
複数の少年と複数の会員で、レクリエーションや社会貢献活動を行います。

○施設訪問
茨木市内にあり、日本最古の歴史を持つ浪速少年院にて運動会や成人式等の行事に参加します。
茨木市内にあり、事情があり家庭には帰ることのできない女子少年を支援する大阪ミカエラの家にて話し相手になったり、行事での劇やバンド演奏をしたりします。

○ミーティング
月に1~2回程度の頻度で開催されます。
活動に関する話し合いや研修等を行います。
研修では、法務教官、家庭裁判所調査官、保護観察官等の非行臨床の実務家をお招きすることもあります。
会員の希望に応じてテーマや講師を決めています。

○会員交流企画
飲み会、ボーリング、合宿など会員間の交流を深める企画を実施します。
茨木市内には、追手門学院大学、梅花女子大学、藍野大学、大阪行岡医療大学、大阪大学(平成27年4月以降、立命館大学が加わります。)がありますので、インカレサークルとして大学間の垣根を越えた交流を図っています。


当会について

BBSとは、Big Brothers and Sisters Movementの略で、
法務省の協力団体として少年少女に寄り添い、
立ち直りをサポートする青年ボランティア団体です。

わが国では、終戦直後、立命館専門学校(現・立命館大学)の学生であった
永田弘利氏(1926~)が、非行問題の対策会議が
開催されたとの新聞記事を読み、京都府に対して、
少年犯罪は少年の生活環境や友人に影響されるところが大きく、
健全な青少年こそが温かい愛の手を差しのべるべきではないかと
投書したことに端を発します。

永田氏の投書は、京都少年審判所(現・京都家庭裁判所)に回付され、
京都少年審判所に招かれた永田氏は、
所長の宇田川潤四郎氏及び徳武義氏から、わが国での
BBS運動立ち上げを提案されます。

永田氏の呼び掛けの下に集まった京都市内の学生達による、
京都少年審判所での日本最古のBBSの学生会議では、茨木市にある
浪速少年院で収穫されたお芋が振る舞われます。

 と、そこへ見事なふかし芋の山が持ち込まれたのです。
 当時の食糧事情では、どこにこんな見事なさつま芋があるのだろうかと、学生はどっと歓声を挙げ、荒塩のふりかけられた湯気の立つさつま芋の山は、たちまちみんなの笑顔を誘ったのでした。
 宇田川先生(注・宇田川潤四郎氏)から、「このお芋は決して闇で手に入れたのではありません。今日の皆さんの会議のために、わざわざ茨木の少年院(注・浪速少年院)の畠から掘りたてを届けていただいたのです。遠慮なくぜーんぶ召し上がって下さい。」とすすめられ、それ以降の打合せ会には、毎回ふかし芋のサービスが恒例となりました。
 ふかし芋のおかげで、ピーンと張りつめていた空気が急にやわらぎ、そこで私からこの運動の名称と、活動の方針を明らかにするための規約を作る必要があるのではないかと提案し、次回会合までにその案を作っておき、検討することを決めて散会しました。


(永田弘利(1988)「BBS運動の芽生え」『犯罪と非行』第76号、日立みらい財団)

幾度の話し合いを経て、昭和22(1947)年2月22日、龍谷学園京都女子専門学校
(現・京都女子大学)講堂にて、京都少年学生保護連盟(現・日本BBS連盟)が
創立されています。

現在、BBS活動は全国に広がり、約4700名の会員が活動しています。

茨木市の名産であるお芋がBBS運動立ち上げの気運を作り出した歴史。
折しも、平成27(2015)年4月には、BBS運動創始者である永田弘利氏を
生んだ立命館大学の2学部が茨木市内の新設キャンパスに移転します。

私達は、BBS運動に縁の深い茨木市を拠点に活動しています。

代表/柳本理佐
設立時期/昭和22(1947)年
会員数/24名
年会費/500円